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岳南朝日新聞10月掲載されました

更新日:2022年12月18日



10月は文責 遠藤綾

【母の新たな挑戦~子どもがいるから夢が叶う~】をテーマに書きました。

以下より全文お読みいただけますので、ぜひ読んでみてください。


<母の新たな欲>

私には3人の子どもがいます。子どもを預けているこども園の先生たちのことを好きになり、いつか一緒に働いてみたいと思うようになり、思い始めてから5年経った今年の4月に転職しました。実は、高校時代になんとなく幼稚園や保育園の先生になりたいと思ったことがありましたが、進路を決めるときに全く違う職種の仕事を選択し、結婚してその仕事を辞めていました。

しかし、母になり子どもの通っている園の先生たちに憧れて、再びやってみたいと思うようになりました。しかし当時の私はその気持ちを誰かに言うことに時間がかかりました。ある時、当時の園長先生につぶやくように「先生、一緒に働いてみたいな・・・」と伝えると、「保育士の資格を取ってみたらどう?」と背中を押してもらい、保育園の先生になるという夢が芽を出し始めました。この園の先生たちと働いてみたい。資格を取れば働けるかもしれない。でも毎日子どもたちと寝落ちしてしまっている私にできるのか…。日々ドタバタでいっぱいいっぱいな私は、動き出すのに勇気が必要でした。ただ私の周りはエネルギーにあふれた先輩ママたちがいました。先輩ママたちにも同じつぶやきをしたら、返ってきた言葉は、「やってみればいいじゃん!」「いいじゃん、その夢!」何を躊躇っているの?と言わんばかりなものでした。


<資格取得と現実>

そんなことから、私は社会人やママになってから保育士の資格を取ったママ友に連絡を取り、どうやって資格を取ったのかなど教えてもらい、スマホを片手に検索をしました。当時の私はやってみたい、働いてみたいという勢いで通信講座の申し込みをしました。教材は数日後に手元に届きました。しかし、資格を取得しようと決意してから、資格取得までかなりの年数がかかりました。私がその届いた教材を段ボールから出すまでに1年以上、受験の申し込みはするにも試験を受けるまでさらに1年以上かかりました。

やってみたい気持ちが冷めたわけではありませんでした。ただ日々の生活をこなすのに精一杯で勉強する余裕もなく子どもと寝落ちする毎日でした。

しかし、自分の夢を口にするようになってからは、色々な人がアドバイスをしてくれたり、応援をしてくれました。それが日々余裕のない私が諦めずに資格取得を目指すことができた大きな要因でした。そして40歳の誕生日の前日に保育士試験の合格通知が届きました。


<40歳で手にした保育士の資格>

40歳という年齢ではどんな職業であれ正規職員として仕事に就くことが難しい中、ありがたいことに子どもの通うこども園で就職することができました。

長女が年長の時にやってみたいとつぶやいてから4年の月日が経っていました。

初めての保育の仕事は右も左もわからず、専門の学校で勉強してきた人ならわかるであろうこともわからず、1から現場の先生たちに教えてもらっています。想像より目まぐるしい保育の現場の中でたくさんの先生たちから教えを乞い、子どもたちからも多くのことを学び毎日が勉強です。

通常の仕事だけでも大変な中、素人の私に向き合ってくれる先生たちの存在は本当にありがたいです。子どもたちに囲まれている日々は毎日がドタバタですが、たくさんのエネルギーをもらっている気がします。仕事に慣れたと言えるようには、あと何年かかるのだろうと思うこともあります。

以前よりさらに日々の生活はめまぐるしく部屋の中は雑然としていますが、旦那さんや子どもたちや両親といった家族が応援してくれているので何とか働き始めて半年をむかえました。


<母だからできる。子どもがいるから夢がある。>

私は子どもが生まれてからの人との出会いが好きです。

子どもが生まれていなかったら出会わなかったであろう人たちと出会い刺激を受け、次々に夢が生まれました。旦那や子どもや家族がいるからこそ叶えたい夢、やってみたいこと。

「いいじゃん、いいじゃん、やってみなよ!」と言ってくれる子どもたち。それを支えてくれる旦那や家族のおかげで私は自分の夢や欲に向き合うことができています。

母になり諦めたり、我慢しなくてはいけない事がないわけではない。それはこれからも出てくると思うけど、それでも私は「子どもがいるから諦めたのではなく、子どもがいるから夢が叶う、夢が広がる。母だからできる。」を子どもたちに伝えたい思っています。


文責 遠藤綾



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