• 母力

岳南朝日新聞12月掲載されました

更新日:1月25日

毎月第2木曜日、岳南朝日新聞に母力コラムを掲載いただいています。 コラムタイトルは「母に必要なチカラって何だろう?」です。

12月は代表理事の塩川祐子が『地域全体で子育てを応援したい』をテーマに書きました。

以下より全文お読みいただけますので、ぜひ読んでみてください。


『地域全体で子育てを応援したい』

 

【ベビーステーションの拡がり】

  11月16日、私たち母力向上委員会は駅前商店街の十六市で児童虐待防止月間及びベビーステーションのPRのために増田屋さんから東町のファミリーマートまでをスローガンの入った横断幕を掲げて行進しました。

横断幕に書かれたメッセージは『みんなで子育て みんなが仲間』です。現在ベビーステーションは86カ所まで増えました。お陰様で市外では伊東市、山梨県まで広がることができました。そのような中で今一度地域全体で子育てを応援することで、コロナ禍で更に孤独な子育てに陥りがちな子育て世代を笑顔にしたい。「富士宮という町には子育てを応援してくれるスポットとしてベビーステーションがある」「だから安心して外出してね」「困った時にはベビ*ステを頼ってね」「地域の皆さんも子育ての応援を一緒にお願いします」そんな想いを抱きながら、風船や横断幕を手に歩きました。コロナ禍でなければたくさんの方と一緒に大規模PRをしたいところでしたが、今回は感染対策を第一に小規模で実行しました。商店街の皆さんから声援をいただき、沿道の方に手を振り歩き、一緒に参加していたママ達、こども達、スタッフや市役所の皆さん、一人一人が笑顔になったべビ*ステマーチでした。


【子育てを応援できるのはやはり人】

 今年度、私たちは昨年同様『独立行政法人福祉医療機構社会福祉振興助成事業』として『今を支えて未来を創る子育て環境デザイン事業』に取り組んでいます。その中の一つとして妊娠期から3歳頃までのお子さんを子育て中の方を対象として『コロナ禍一年パパママアンケート』を実施しました。現在集計の途中ですが、コロナ禍で妊娠・出産・子育てをする母親父親からは、居場所がない、経済的な不安、こどもへの様々な影響などを心配する声が届いています。そして、そのような中でも特に助けられているのはサービスや物でよりもやはり生身の「人」である、ということも読み取れてきました。様々な分野でAIが活用されている世の中ではありますが、子育てに関してはやはり「人」が大切なのだとアンケートを通して実感しています。そこで、今同時に取り組んでいるのが子育ての応援をする人を増やすためのプログラムづくりです。



【未来に向けて】

子育てを応援してくれる場であるベビーステーションの特徴はスタッフさん達にも子育て中の大変さに理解をしていただき、物のサポートだけではなく、心のサポートもしてもらう場であるということです。ベビ*ステを利用したお母さん達からは「スタッフさんから優しい声をかけてもらえたことが嬉しかった」等の声が聞こえてきています。そこで、更に子育てを理解し応援してくれる人を増やしていくことで、子育て中の方達に更に安心感を持って暮らしてもらえるような街にしていきたいと思い1つのプログラムを作り始めました。このプログラムはいつか親になるかもしれない高校生や学生を中心に届けていくことで、今の子育て世代を支えると同時に、未来の当事者である高校生や学生の受援力を高め、より安心して子育てが出来る環境を持続的に創造することを目的としています。プログラムの中で使用する子育てを伝えるための動画撮影も行い、撮影中は地域の方達に御協力いただきました。親子モデルを前に、皆さんとても優しい笑顔で接していただき、とても温かい雰囲気の現場でした。この温かさをもっともっと拡げていきたい。安心感の中でゆったりと子育てが出来る地域にしたい。そのためにも今このプログラム作りに丁寧に取り組んでいます。これらの活動を通して、街全体が子育てを応援している空気感を作れるよう、努力していきたいと考えています。今後の活動をぜひ楽しみにしていてください。


文責 代表理事 塩川 祐子